現代短歌社 文庫 1ページ

既刊(単行本)

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佐藤佐太郎全歌集

解説・秋葉四郎
文庫判/824頁/定価2500円/送料350円
ISBN978-4-86534-141-6

第一歌集『軽風』から第十三歌集『黄月』まで定本に統一し、文庫版として刊行!
佐藤佐太郎年譜を附す。


『佐藤佐太郎全歌集』『佐藤佐太郎全歌集各句索引』
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価格:2500円 数量:
佐藤佐太郎全歌集 書影

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佐藤佐太郎全歌集各句索引

香川哲三・編
文庫判/376頁/定価1800円/送料160円
ISBN978-4-86534-140-9

『佐藤佐太郎全歌集』登載6,524首の全句32,622句を五十音順に配列。


『佐藤佐太郎全歌集』『佐藤佐太郎全歌集各句索引』
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価格:1800円 数量:
佐藤佐太郎全歌集各句索引 書影

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大塚布見子歌集

菊の秋

解説・広瀬陽子
ISBN978-4-86534-150-8

平成10年11年の作品を中心にまとめられた第十二歌集。平成12年短歌新聞社より刊行の 『大塚布見子選集 第六巻 歌集6』に収められていたが、はじめて単独の歌集として文庫化。

価格:720円 数量:
大塚布見子歌集 菊の秋 書影
花ぐもる空を見つつ旅にあれば故里出でし日に似たりけり
見せうとて咲くにはあらず山かげに桜ひと木
月しろは水の如かるうるほひを持ちて明るむ今宵十三夜
おのづから枝を離れて木の葉落つひと葉また一葉おのが重みに

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大塚布見子歌集

こちら向きゐし

解説・中井延子
ISBN978-4-86534-132-4

平成9年の作品を中心にまとめられた第十一歌集。平成12年短歌新聞社より刊行の 『大塚布見子選集 第六巻 歌集6』に収められていたが、はじめて単独の歌集として文庫化。

価格:720円 数量:
大塚布見子歌集 こちら向きゐし 書影
日はいまだ出でぬに海境うなさか仄かにも虹の色さし匂ひ初めたる
わが歌碑は若葉のしたに絖ぬめをもつ白布はくふにくるまれ
みどり児のごと
海の辺の草丘なだり風のむたゆれて目に沁む薊あざみのむらさき
行きに見て帰りに見ざりし向日葵の花をし思ふこちら向きゐし

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小西久二郎歌集

湖の挽歌

解説・米田登
ISBN978-4-86534-136-2

第一歌集『聖湖』(昭和41年発行)に続く第二歌集を文庫化。昭和40年より昭和50年までの作品より462首を収録。 「稲」「縄」「魚」「地」の四章からなる。
解説・米田登 昭和51年短歌公論社より刊行。

価格:720円 数量:
小西久二郎歌集 湖の挽歌 書影
水涸れし村は農夫の眼の中にけもの住みつく怪しきまでに
稗抜きに来て水澄める川底のぼてじやこの遊ぶさまを見てをり
盆までは鰣の来るとき水あをき夜のひきあけに網をおろさむ
幾たびかおとづれし茂吉思ひつつゆく坂田野に稲穂色づく

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伊藤一彦歌集

月語抄

解説・谷岡亜紀
ISBN978-4-86534-121-8

夜、闇、雨。幽明幽暗のものぐらさ。その無量の闇は、 作者にとって、畏怖の対象たる自然界の深々とした奥行きを体感させるものであり、 死の厳粛を、その絶対性を具現するものであり、「無明長夜」の業の苦しみであり、 そして時に慰籍や恩寵でもある。歌集全体を覆うそのような「ものぐらさ」は、 作者の内面世界の象徴として、おのずと苦悩を通した思索・思惟を導いている。(解説・谷岡亜紀)

第一歌集『瞑鳥記』以後、973年から1976年までの作品を収録した第二歌集。1977年国文社より刊行。

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月語抄 書影
白孔雀うつくしくして啼きにけり死はとおく死者近き五日よ
形而上学になだれし日日はるか夏の檜のみどりの繁り
道のうえ卵割りたるさびしさのしずかなれども強き一日
動物園に行くたび思い深まる鶴は怒りているにあらずや

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高嶋健一歌集

草の快楽

解説・前田宏
ISBN978-4-86534-087-7

水甕運営委員長をつとめ2003年死去した著者の第二歌集。
日本歌人クラブ賞、静岡県歌人協会賞受賞。
50代初等の作品444首を収める。
1982年不識書院より刊行。装画・藤井瑞子

 

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草の快楽 書影
紫苑の花見てもどらむとする径に身に透るまで月光を浴ぶ
漂ふは神のみならずひらひらとまるましろき坂くだりたり
君の少年たりしは昔従ひて朝市につゆけき酸漿を買ふ
一枚の布をとぼして眠るときあはれかたへに快楽がにほふ

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加藤民人歌集

復活祭の朝

解説・大河原淳行
ISBN978-4-86534-074-7

何でもない、このような感性の先に、生きての日々の思いが、圧し掛かってくるのが、現実というものなのだ。 日々を重ねて、その現実と己の生の持ち方にこころの動くさまが、具体的に言葉として、示されてゆくのが、この歌集なのだろう。(解説・大河原淳行)
平成10年の短歌21世紀創刊号から平成21年12月号までの作品を収める。平成23年刊行。

数量:
復活祭の朝 書影
暇あらば白萩の花見に行かむ共に哀しむ思ひのありて
池よりの水音聞え日はゆらげり草笛を吹く少年一人
無機質な文字を通して触れてくる人さまざまな言葉の力
復活祭ご聖体貰ひ跪くアヴ・ベルム・コルプス壁に染込む

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高野公彦歌集

淡青

解説・大松達知
ISBN978-4-86534-070-9

三十代の半ばから後半の作品を収める第二歌集。『汽水の光』を継いで、 実生活の様々な場面に潜む生と死、光と影、夜と昼、火と水などの根源的な物象を衒いのない文体で描く。(解説より)
昭和50年から昭和56年までの498首を収める。昭和57年刊行。
汽水の光はこちら

価格:720円 数量:
高野公彦歌集 淡青 書影
しづかなることばをつつみ白桃と我れ相対ふもの冷ゆる夜半
堅固なる高層ビルに歩み入る我のいのちよ風呂敷さげて
国ことば語尾にゆたかに母音あり母音は海と日の匂ひする
卵もて食卓を打つ朝の音ひそやかに我はわがいのち継ぐ

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高野公彦歌集

雨月

解説・桑原正紀
ISBN978-4-86534-071-6

この『雨月』は高野の歌業を俯瞰する上でたいせつな歌集となっている。 なぜなら、その背景に故郷の母の病臥と死、父の衰弱、 さらには高野自身の体調不良といった、人生上の曲がり角を意識せざるをえない現実が重く張りついており、 それが高野の作品世界に影響を与え、微妙な変化となって現われている気配が読み取れるからである。(解説より)
昭和57年から昭和61年までの作品約580首を収める。昭和63年刊行。

価格:720円 数量:
高野公彦歌集 雨月 書影
肝を病む母とほきかもおほぞらに離々と膨るる冬の白雲
ひえびえと穀雨は降りぬ地方出身都市生活者われらの上に
はくれんの花のさかりの自が家にけふ死者として還りこし母
雨月の夜密の暗さとなりにけり野沢凡兆その妻羽紅

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雁部貞夫歌集

辺境の星

解説・本多稜
ISBN978-4-86534-056-3

平成8年刊行の第二歌集。山を愛し旅を愛し家族を愛し友を愛し、人生を愛する男の歌。
紀行二篇と『辺境の星』を拓く世界・吉田漱を附す。

価格:720円 数量:
雁部貞夫歌集 辺境の星 書影
二段ふたきだに崩れし氷瀑百メトル一段のぼりこの日暮
れたり
金銭のすでに用なき土地に入る一日の労賃は茶のひとつかみ
望の月今し立山の上に出づ明日は越ゆべし妻子も共に
まれまれに山に湧く雲のかげ恋へと吾が居る谷を覆ふことなし

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西山幸子歌集

おもかげ

解説・大塚布見子
ISBN978-4-86534-059-4

人はこうした悲しみの淵からいかにして這いあがればよいのであろうか。 西山さんは、どうしようもないこの慟哭を歌に詠むことによって鎮められて来た。 いたずらに嘆き悲しんでいるだけでは悲しみは救われない。肉体が涙を求めるように、 精神は言葉を求め、歌という調べに乗せているうちに、悲しみは整えられ鎮められてくる。 歌が魂鎮めであると言われている所以である。(跋・大塚布見子)
医大に入学して十日目、交通事故で逝った子息への尽きない母心を健気に詠う挽歌集。平成15年刊行。

価格:720円 数量:
西山幸子歌集 おもかげ 書影
いかにしてこの子の歩みを伝へなん二十歳まで生きをりしこと
物言はぬ脳死の吾子や口髭に手足の爪が伸びて来たりぬ
ピンセトに綿をはさみて吾が夫は治療するがに子に向かひをり
母われは鮨を旨しと食べをりぬ脳死の吾子を目の前にして

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大西民子歌集

無数の耳

解説・坂梨隆三
ISBN978-4-86534-040-2

『まぼろしの椅子』『不文の掟』に続く第3歌集。
昭和41年刊行。
昭和35年後半から40年までの作品より600首を収める。
解説・坂梨隆三  略年譜・井上洋子編

 大西民子全歌集はこちら

価格:720円 数量:
大西民子歌集 無数の耳 書影
切り株につまづきたればくらがりに無数の耳のごとき木の葉ら
木耳を剥ぎゆく魔物見し日より日毎に烈し林の落ち葉
結びめのゆるむ包みを持ち直しまたゆられゆく雨夜のバスに
きららかについばむ鳥の去りしあと長くかかりて水はしづまる

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蒔田さくら子歌集

森見ゆる窓

解説・武下奈々子
ISBN978-4-86534-010-5

昭和40年発行の第二歌集。
著者25歳から36歳の作品を収める。
たしかなデッサンと明確なテーマに裏打ちされた、美しく、繊細な作品群。(解説・横田専一)

価格:720円 数量:
蒔田さくら子歌集 森見ゆる窓 書影
束なせる切り口密に寄り合ひて担がれて行く花の荷に遇ふ
耳の凹凸きはやかに浮かぶ夜の車内 耳あることが不意に恥かし
その底に闇を沈めてなほ深き闇にせり出て居るわがテラス
其処のみは灯ることなき深き森夜のわが窓に大きく迫る

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山本かね子歌集

風響り

解説・三枝浩樹
ISBN978-4-906846-88-7

歌は個人のものであるが、同時に時代のものでもあって、個人を通して紛れもなく時代の空気が見えてくる。この度、『風響り』を久しぶりに読み返して懐かしい思いに駆られたのはそんな理由もあってのことだろう。この歌集が文庫となって、今日の同年代の人たちにどんな風に読まれるのか、それを期待をこめて思うのである。(解説より)
昭和37年から46年の作品より456首を収録。

価格:720円 数量:
山本かね子歌集 風響り 書影
すすき野を渡りゆくとき風は見ゆ白く一途にゆきてまぎれず
水の中に眼を洗ひゐてみひらきつ杳く呼びつつ来るもののある
まぼろしの吾子かとおもふ湖うみの色の眸が輝けり今朝も
乗り合ふ
耐ふることあるときわれは逢ひにゆく古りて静かなる一本の樹に

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土屋正夫歌集

折蘆

解説・鶴岡美代子
ISBN978-4-906846-60-3

国民文学同人・軽雪主宰として活躍した著者の昭和28年発行の第二歌集。戦後の混乱期を誠実に生きた生活者の実態と苦悩が正直に詠まれている歌集。

価格:720円 数量:
土屋正夫歌集 折蘆 書影
幼児の握れる鈴が寝がへりをうつをりをりになりぬかそけく
吸ひつけしばかりの煙草もみ消してまたたどきなく畳を歩む
甲につき乙を否定する簡明に従ひ難くわれら苦しむ
浴衣着て行きめぐる範囲の戦ひに勝ちし家康天下治む

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橋本喜典歌集

悲母像(ひぼざう)

解説・中根 誠
ISBN978-4-906846-06-1

まひる野編集人の『一己』につづく第八歌集。2002年晩秋から2008年初夏までの作品500首(内長歌一首)を収める。
第24回日本詩歌文学館賞、第16回短歌新聞社賞を受賞。

価格:720円 数量:
悲母像(ひぼざう)書影
学生ならず教員ならずけふわれは早稲田通りをゆつくりとゆく
アウシツの地獄にありて聖なる画を描きゐし人をけふわれ
は知る
戦ひに死にしわが子をかき抱く悲母像ピエタの母の顔面ゆがむ
このわれの千万倍の悲しみより起ちて歩みしか聖なる人は


神作光一歌集

未来都市

解説・稲村恒次
ISBN978-4-906846-03-0

『冴え返る日』に次ぐ第二歌集で2002年に刊行された。1985年から1992年(54〜61歳)の501首を収める。
著者が東洋大学学長として活躍した当時の活気あふれる作品集。

価格:720円 数量:
神作光一歌集 未来都市 書影
急用のメモ持ち秘書の入り来て会半ばにてまたも席立つ
やや揺るる機内に翻刻続けをり百人一首の新資料持ち
奔放に児童ら描く未来都市微笑ましきもありて足止む
嬰児のすやすや眠る乳母車の中へも散り来る桃の花びら


来嶋靖生歌集

掌(たなごころ)

解説・篠 弘
ISBN978-4-906846-00-9

昨年発売と同時に品切れの好評歌集を読者のご要望にお応えして文庫化。
「槻の木」編集発行人の著者の清しく格調高い第十一歌集、394首を収める。

価格:720円 数量:
来嶋靖生歌集 掌 書影
山頂のわが肌に触れいづくとも知れず過ぎ行く晩夏の風
春の夜の膳に浅蜊のすまし汁あはれ浮かび来父の微笑み
知ることを敢て書かざるゆかしさと誇りとを師に学びき我は
滝の上に冷え冷え過ぐる風のあり命の醒むるほどの涼しさ


大西民子歌集

不文の掟

解説・廣田治子
ISBN978-4-906846-12-2

『まぼろしの椅子』に次ぐ第2歌集として昭和35年に発行された。453首を収める。
悲しみの超克を、詩への昇華によって、文学的に果そうという覚悟に立った大西短歌の完成。

ご好評につき完売致しました。

大西民子全歌集はこちら


大西民子歌集 不文の掟 書影
完きは一つとてなき阿羅漢のわらわらと起ちあがる夜無きや
夢のなかといへども髪をふりみだし人を追ひゐきながく忘れず
月の夜の墓より犬が曳き帰る或いは母の見余せし夢
身を逼むる不文の掟思ふ夜もミモザがこぼす黄なる花びら


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